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看板で読みやすいフォントの選び方|業種別おすすめ書体

看板に適したフォントの選び方を解説。ゴシック体・明朝体の違い、視認距離とフォントサイズの関係、業種別おすすめフォント、NG例をご紹介します。

フォント選びは看板の読みやすさを左右する

看板のデザインにおいて、フォント(書体)の選択は色やレイアウトと同じくらい重要な要素です。どんなに良い立地に設置しても、文字が読みにくければ看板の効果は半減してしまいます。フォントにはそれぞれ個性があり、業種やお店のコンセプトに合った書体を選ぶことで、看板の訴求力を高めることができます。ここでは、看板に適したフォント選びのポイントを解説します。

ゴシック体と明朝体の使い分け

看板で最も多く使われるのがゴシック体と明朝体です。ゴシック体は太さが均一でシンプルなため、遠くからの視認性に優れています。飲食店やスーパー、工場など、はっきりと読ませたい場面に最適です。一方、明朝体は横線が細く縦線が太い上品なフォントで、料亭・旅館・法律事務所など格式を感じさせたい業種に向いています。ただし、明朝体は細い線が遠くから見えにくいため、看板に使う場合はやや太めのウエイトを選ぶのがコツです。

視認距離とフォントサイズの関係

看板のフォントサイズは、想定される視認距離から逆算して決める必要があります。目安として、10m先から読むには文字の高さが7cm以上、20m先なら14cm以上、50m先なら35cm以上が必要です。車からの視認を想定する場合は、歩行者向けの1.5〜2倍のサイズが必要になります。また、文字の太さ(ウエイト)も重要で、細すぎるフォントは遠くから読めないため、中太(ミディアム)以上を選ぶのが看板デザインの基本です。

業種別おすすめフォント

飲食店には太めのゴシック体や丸ゴシック体がおすすめです。親しみやすさと読みやすさを両立できます。医療機関・クリニックには角ゴシック体が適しており、信頼感とクリーンな印象を与えます。工場・物流会社にはボールドのゴシック体で、遠くからでもはっきり読める看板が実現できます。和食店・旅館には楷書体や行書体で和の雰囲気を演出できますが、可読性を損なわない範囲で使うことが大切です。

手書き風フォントの使いどころ

カフェや雑貨店、ベーカリーなどでは手書き風フォントが温かみのある雰囲気を演出します。ただし、手書き風フォントは可読性が低くなりがちなため、店名のみに使用し、住所や電話番号は読みやすいゴシック体にするなど、使い分けが重要です。手書き風フォントを多用しすぎると全体的にまとまりがなくなるため、アクセントとして部分的に取り入れるのが効果的です。

フォント選びのNG例

よくある失敗として、①フォントの種類を3つ以上使ってしまい統一感がない ②飾りの多いデザインフォントを店名に使い読めない ③細い明朝体を屋外看板に使い遠くから見えない ④英語フォントと日本語フォントの雰囲気が合っていない、などがあります。フォント選びに迷ったら、ゴシック体を基本にしておけば大きな失敗はありません。森看板工芸では、業種やコンセプトに合った最適なフォント選びもご提案しています。

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