森看板工芸
メンテナンス

看板の台風・地震対策|安全な設置と災害時の対応ガイド

看板の台風・地震対策を解説。強風に強い設計・施工のポイント、地震による落下防止策、災害後の点検方法、保険の活用まで、看板の安全管理に必要な知識をまとめました。

看板が受ける自然災害のリスク

屋外に設置される看板は、台風の強風・地震の揺れ・豪雨・積雪など、様々な自然災害のリスクにさらされています。看板の落下や倒壊は、通行人や車両への被害につながる重大な事故を引き起こす可能性があります。宮城県では東日本大震災以降、看板の耐震性への関心が高まっており、適切な対策を講じることが事業者の責任とも言えます。

台風に強い看板の設計ポイント

台風対策の基本は「風圧に耐える構造設計」です。看板が受ける風圧は、風速の二乗に比例して増大します。風速30m/sでは1㎡あたり約55kgの風圧がかかります。対策のポイントは、①風が通り抜けるパンチングメタルやメッシュシートの活用、②看板面を小さく分割して風圧を分散、③支柱や取付金具の強度を十分に確保、④看板面の角度を調整して風を受け流す設計、などが挙げられます。特に沿岸部の亘理町や山元町では、塩害と強風の複合リスクを考慮した設計が重要です。

地震による看板落下を防ぐには

地震対策では「取付部の緩み防止」と「落下防止ワイヤー」が有効です。壁面看板はアンカーボルトの本数と強度を十分に確保し、定期的にボルトの緩みを点検しましょう。自立看板は基礎のコンクリート打設量を十分に取り、地盤の軟弱な場所では杭打ちも検討します。万一の落下に備えて、看板本体と建物を落下防止ワイヤーで結ぶ二重安全策も推奨されます。特に仙台市中心部のビル壁面看板は、地震時の落下リスクが高いため、入念な耐震設計が必要です。

災害後の緊急点検チェックリスト

台風通過後や大きな地震の後は、速やかに看板の点検を行いましょう。チェックポイントは、①看板本体の傾き・歪み・ひび割れ、②取付金具やボルトの脱落・緩み、③支柱の曲がり・基礎のクラック、④電飾看板の漏電・ショート、⑤周辺への落下物や二次被害のリスク、です。異常を発見した場合は、看板周辺を立入禁止にして速やかに専門業者に連絡してください。高所の看板は危険ですので、決して自分で確認しようとせず、専門業者に依頼しましょう。

看板の保険と事業者の責任

看板の落下や飛散による事故は、看板の所有者・管理者が損害賠償責任を問われる可能性があります。施設賠償責任保険への加入を検討しておくと安心です。また、屋外広告物条例では、看板の管理者に定期的な安全点検義務を課している自治体もあります。仙台市では一定規模以上の看板に対して有資格者による点検が義務化されています。森看板工芸では、看板の設計・施工から定期点検・災害後の緊急対応まで一貫してサポートいたします。

共有:

看板の製作・リニューアルのご相談はお気軽にどうぞ。

電話するお問い合わせ